Contents
こんにちは、としぶんです(@toshibunbun)。
躁うつ病の妻は、毎日マイペースで生活しています。
病気になるまでは、自分がやりたいように生活してましたが、いまは入院にならないように工夫しながら生活しています。
躁うつ病の妻は、いい病院に当たって良かったと思ってます。
他の人で、ガバガバ薬を出された挙げ句に良くならないという病院を見てきたから。
躁うつに限らずやけど、病院選びはとても大事。
— としぶん (@toshibunbun) 2018年11月28日
躁うつ病って分からないことが多いらしい。
だからこそやっぱり病院選びは大事。病院選びを間違えると、思うように治らないこともあるからね。
妻は幸い、いい病院に受診できていると思っています。病院選びは夫であるわたしが行いましたが、そこに至るプロセスをお話したいと思います。
躁うつ病のための病院選びで大切な考え方
躁うつ病っだけではなく、精神疾患で間違った考え方が未だに浸透しているように思います。
「気の持ちよう」
こんなことを言われて、苦しんでいる人も多いでしょう。
うつ病でしたら「心の風邪」なんて言われることもありますが、風邪ひいたら内科に行くように、精神疾患になれば精神科などに行く必要があるのは間違いありません。
躁うつ病の治療は対処療法だから、病院に行っても治らないという人いるけど、そんな風には思わない。
あの悪夢だった日から比べると断然良くなってるし、薬もどんどん減ってる。
薬の調整がうまい医者を見つけるのが必要なんだろう。
— としぶん (@toshibunbun) 2018年11月29日
このツイート通りです。
精神疾患の治療で難しいのは薬の調整だと感じます。薬の調整がうまい医者を見つけることが大事なんです。
躁うつ病で病院に受診するときには、必ず本人から拒否されるものと考えておく
わたしの妻は「うつ」の状態から、躁転して一気にテンションがあがりました。
これが躁うつ病の特徴なんでしょうね。
また別の機会にじっくりとお話していきますが、この「躁」状態に入ったときにはホントに悪夢でした。
悪夢というと本人は傷つくかもしれませんが、ここではハッキリ言わせてください。もうあの状態は勘弁してほしい。
- テンションがやたらハイ
- 金銭感覚がなくなる
- 夜眠らない
- 性欲が異常に高ぶる
- 疑い深くなる
まあ、ざっとそんな感じですが、もう「気の持ちよう」なんて言ってられない状態になりました。
あくまでわたしの考えではありますが、このような状態を身近な家族ができることは、
「病院に受診しにいくこと」
しかありませんでした。
もちろん本人は、
「そんなところには行かない!」
といいました。
「離婚する!」
とも何度も言われました(涙)。
本人も苦しかったと思いますが、わたしも苦しかったですね。
でもなだめたり、すかしたりしながら受診することができました。
わたしの反省ですが、もう少し早い段階で病院に行っておくべきだったと感じています。
躁うつ病のための病院選びでわたしが気を付けたこと
ネットを見ていると、精神疾患の治療において、さまざまな情報が入ってきます。
いろいろな人のコメントを見ていると、どれが正しいのか分からなくなります。
しかし先ほども言った通り、わたしは精神疾患を良くするためには、病院選びが大事だと考えています。
わたしが病院を選ぶためにしていてきたプロセスをお話しましょう。
当時わたしはケアマネジャーをしていました。
幸いながら、精神科のある病院の相談員さんや医師とはつねに関わっている状態だったので、「どの先生がいい」「どの病院ならしっかりと診てくれる」という情報を掴んでいました。
これから病院受診する人や病院を変えたい人であれば、事前情報はかなり大事になってくると考えておきましょう。
受診にいっちゃえば、もうその治療方針に従わねばなりませんしね。
わたしは情報をある程度掴んでいたのと、病院の相談員さん達に相談しながら、どのように対応していけばいいのか確認しておいたのです。
わたしのように病院に知り合いがいないのであれば、住んでいる都道府県の精神科の基幹病院(中心となる病院)の相談員さんに相談すべきです。
65才以上の人でしたら、住んでいる地域にある「地域包括支援センター」に相談してみることも一つです。主任ケアマネさんや保健師さんがおられますからね。
最後に~躁うつ病の病院選びは家族がカギとなる
躁うつ病は、家族だからといって完全に理解することができません。
でも病院に連れて行ってあげるのは、家族にしかできないことです。本人にはできません。
躁うつ病の妻は、最初に精神科に受診したときに、
その場で強制入院(医療保護入院)となりました。そこから入院期間は3ヶ月。
今思えば、もう少し早く病院にかかっていたら良かったな。
ごめんな、妻よ。— としぶん (@toshibunbun) 2018年11月29日
冒頭にもお伝えした通り、躁うつ病は
「気の持ちよう」
で治るものではありません。
わたしのように悪夢を味わうまえに、いっしょにいい病院に行っておきましょう。わたしはそれが一番だと感じています。