躁うつ病という病気

うつ病で朝が起きられない!ストレスになる「夜眠って朝起きる」という習慣

こんにちは、としぶんです(@toshibunbun)。

今日から、わたしの活用しているブログ(Wordpress)がバージョンアップしたために、少し今までの記事の雰囲気と変わるかもしれません。

みなさんにとって有益な情報をお伝えしていきたいと思います。

さて、先日このようなツイートを致しました。

わたしの妻は、極端に朝が弱いです。

躁うつ病になってからは、眠剤を服用していますから、その影響ももちろんあるのでしょう。

とはいえ、うつ病や躁うつ病の人には、朝が弱くて、夜に眠れない人が多いと思いませんか?

躁うつ病の妻を第三者の立場で観ていると、次のように感じたことがあるのです。

「夜に眠らないといけない!」とストレスになって眠れない。そして朝、起きられない。

これ、当てはまるうつ病の人いませんか?意外に多いように思うのです。

うつ病の人にストレスになる「夜眠って朝起きる」という習慣

仕事が夜中の仕事という人以外は、基本的に朝起きて会社に行って日中は働いて、夕方には帰宅して夜には眠ります。

どれだけ夜中に働いている人が多いとしても、やはり圧倒的に夜は眠っている人が多いでしょう。

その事実が焦りの要因となっていませんか。

躁うつ病の妻は現在薬を服用して、夜は眠れています。がしかし、病気が悪化してくると、眠れなくなってきます。他にも症状は出現しますが、眠れないということは顕著ですね。

夜眠れなくなると、「眠れない、眠れない」と焦ってしまいます。するとどんどん眠りにつくことはできません。これが悪循環となり、不眠へと突入していくことになります。

朝方に少し眠れたとしても、かなり寝不足の状態で起床しなければなりません。その状態で会社に出勤することになります。

会社に出勤すれば、寝不足で仕事に集中できず、昼間ははとても眠くなるかもしれません。そして夜帰宅して眠ろうとすると、焦って眠れなくなります。不眠のスパイラルになるのです。

妻は専業主婦ですので、会社勤めはしていませんが、まさに状況としては同じです。

うつ病の人に多い「昼夜逆転」は悪いことなの?

とある精神科の先生に聞いたんですけど、昼夜逆転自体は悪いことではないそうなのです。

これ、意外じゃないですか。

だって、普通は
「規則正しい生活してくださいね」
「夜は早めに寝て、早起きを心がけてくださいね」
これが、健康的な生活と言われますよね。

するとその先生が言いました。
「じゃあ、夜の仕事をしている人は、すべて不健康ですか?」
「昼間、昼寝をし過ぎたお年寄りが夜眠れなくて、それが不健康ですか?」
ライフスタイルが違うだけじゃないんですかって言われたんです。

確かにそう言われれば、眠る時間が違うだけで、健康・不健康は決まらないよなと。

つまり、先入観があるんですよ、
「人は夜に眠るもんだ」
という。

うつ病に限らず、夜更かしの習慣ができてしまうと、夜に眠れなくなります。仮に夜更かしばかりして、昼に眠る生活をするようになっても、人は自然にまた夜眠るサイクルに戻ります。

だから無理に夜眠って、朝に起きる生活でなくてもいいのです。そんな記事も見つけましたので、参考に掲載しておきますね。(参考:「昼夜逆転」現象のナゾ――なぜ「ウツ」の人は朝起きられなくなるのか?

うつ病で眠れなくなった人はまず眠れる時間に眠ることから始めてみるのがいい

わたしは医者ではないので、それが絶対いいとは断言できないのですが、わたし先ほど紹介した精神科医のお話はとても共感できるんです。

もちろん、会社勤めであれば昼間に眠ることはできませんが、不眠でうつ病と診断されて休職するのであれば、まず眠ることに専念したほうがいいのかと感じます。

正直、それは躁うつ病の妻を見ていての実感です。

人間は必ず夜眠らねばならないものなのですか?

人間は体内時計があると言われますよね。その時間がずれてしまうことはあるのでしょう。ストレスなどで。

その体内時計を元通りの時間に戻すよりも、まず睡眠を確保するということの方が大事なように思えてならないのですね。

また「夜眠れない」と焦りが強くなると、さらにうつを悪化させてしまいかねない。

躁うつ病の妻は、昼間しっかりと眠って体調をコントロールしています

「夜眠らなければならない」という勝手な思い込みを捨てて、自分の体を守るために眠れる時間に眠ったほうがいいように感じます。

特にいま、躁うつ病の妻は、昼間によく眠っています。夜は薬で眠りについていますが、それだけでは電池切れを起こします。

昼間にしっかりと眠ることで、うまく生活のコントロールができているように思えます。

だから、わたしは安易に妻に対して、
「昼寝し過ぎじゃない?」
「だらだらしている」
なんてことは口に出しませんし、思ったりもしません。

本当に夜に必ず眠らないとダメなのでしょうか。

最後に

躁うつ病の妻をみていて「夜眠って朝起きる」という習慣自体がストレスになっているように思います。

妻の躁うつ病については現在の精神医学では解明されていませんので、こんな理屈も正しいのかと感じたりもするのです。

みなさんは睡眠について、どう考えていますか?

ABOUT ME
としぶん
妻と子供二人で生活している旦那。 会社を退職し、躁うつ病の妻をサポートしながらフリーランスとして働いています。主任ケアマネ、社会福祉士、介護福祉士の経験を活かして、現在はライティングやコンテンツ作成、WEB集客コンサルとして活躍しています。 妻には悪いけど、ストレスを抱えていることが多くある。 うまく吐き出すためにこのブログを始めました!
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