こんにちは!としぶんです(@toshibunbun)。
躁うつ病の妻をサポートしていて、根本に持っているものがあります。
先日このようにツイートしました。
決して見捨てない
一緒に行こう
躁うつ病の妻に
そのように考えてます
このメッセージ
とても大事だと
思ってます
これがサポートに
大切な姿勢でしょう
私だって
そんなこと言われたら
泣き崩れるでしょうから
妻が安心して
治療するには
このメッセージが
必要なんです
としぶんツイート
見捨てられるのではないか…と不安を感じている方は多いのではないでしょうか。
そのような不安のことを『見捨てられ不安』と呼ばれているようです。
『見捨てられ不安』ってなに?
見捨てられ不安とは、字の通り、見捨てられることに強い不安を感じてしまうことで、居ても経ってもいられないという症状のことを言います。
ツイートをみていると、
「見捨てられるんじゃないかな…」
「こんな私はダメだから…」
「もういない方がいいよね…」
そんなのをよく見かけますよね。
精神疾患の方だけではなく、もともとそのような気質を持っている方も多いように感じます。
妻は見捨てられ不安というほど、そのような感情が強い訳ではありませんが、治療に取り組む中で「役に立っていない」「足を引っ張っている」という不安は持っています。
なので、少しでも安心できるように「決して見捨てない」「一緒に行こう」というメッセージを、次のような言葉で伝えるようにしているんです。
としぶんが思うサポートで大事になる根本的な考え方
- しんどかったら休んでていいよ
- 家事は全部やるから
- (外出時に)行ける?ついていこうか?
具体的には、妻に対してこのような言葉をかけています。
そんなわたしに「なぜ、そのようなサポートができるんですか」とご質問をいただくことがあります。
次のようにツイートしています。
しんどかったら
休んでたらいいできなかったら
家事は全部やるいつも躁うつ病の妻には
そう言ってます今日も妻は
一日横になってます昼は肉を焼きました
夜はカレーを作りますこんなことしか
できませんがわたしは妻に
居てくれるだけで
嬉しいんです— としぶん😊躁うつ病(双極性障害)の妻をサポートする主夫Webライター (@toshibunbun) November 15, 2020
わたしは、妻の役割をしっかりと感じています。
サポートの役目としては、「パートナーの役割をしっかりと認識すること」だと感じています。
子供はお母さんのことが大好きですから、子供にとっては大事な存在です。
家庭の中ではお母さんは太陽のような存在なのです。
家庭の中心はお父さんじゃないんですね。
わたしは妻に対してそのように認識して、どうすればお母さんが太陽であり続けることができるのかと考えることが大事だと感じているんです。
まとめ~その人の役割を理解する
わたしはもともと高齢者福祉の仕事をしていて、支援において「自分の役割を認識してもらう大切さ」を痛感していました。
妻に対しても「病気の中でも自信を持って生活できにはどうすればいいんだろう」と考えたときに、子供たちのお母さんであり続けることが大切だと感じたんです。
見捨てられることが不安な人に対して、どのようにサポートすればいいのかは、正解を見つけることはとても難しいことだと感じます。
もちろん、「決して見捨てない」「一緒に行こう」などといった声かけは有効でしょうし、家事を代わりにすることもサポート方法として正解だと思います。
でも、わたしはそのような方法論だけで対処しようと考えているのではなく、妻には生きがいを持って生活してほしいと心の底から願っているのです。