こんにちは、としぶんです(@toshibunbun)。
双極性障害でお薬を飲んでいる人からお話を伺うと、薬を飲み始めてから急激に性欲がなくなったというものを見かけます。
双極性障害の人に多い性欲減退
双極性障害の場合、躁転しないように精神症状を抑えるお薬を飲みますから、性欲減退も理解することができます。
確かに妻を見ていると、性欲減退しているのをとても感じます。まったく夫婦の営みというものを寄せ付けなくなりましたから。
もうすでに数年は行為自体がありませんし、夫のわたしも妻に対して性欲を抱くことはなくなりました。何となくの雰囲気ではありますが、わたしから誘うようなことも今はありません。
妻の場合、基本的にはうつ症状ですから、性行為に興味を示すことはありませんし、躁転しないように気分を抑えていますからなおさらです。
男性の双極性障害の人は薬の副作用でEDになる場合も
男性の双極性障害の人でも同じように性行為自体に興味がなくなってしまうことが多いようですね。
躁転しないお薬を服用しますし、基本的にうつ症状が多いですから、どうしても仕方のないことからもしれません。
また男性の場合、薬の副作用でEDになることもあるようです。
うつ症状のときには性欲は減退しますが、躁転したときには性欲が高まってきますが、この時に初めてEDであることに気が付くみたいですね。
躁転したときの性欲には恐怖を感じる
わたしの妻は結婚当時から、それほど性欲が強いタイプではありません。だからセックスがそれほど好きではなかったように思います。若い頃でも自分から求めてくるようなことはありませんでしたから。
しかしそんな妻でも躁転したときの性欲は、すごいものでした。男性のわたしでも恐怖を感じましたから。
躁転したときには、たびたび夜這い(よばい)をされました。
夜這いという言葉を調べてみると、「夜中に女性のところに忍び込む行為」のことをいうそうですね。まったく逆です。
あまりの激しさに気持ち良さなど感じることもできず、夜な夜な本当に恐怖を感じていました。
このような行為によって、辛い思いをしているパートナーの方も多いのではないでしょうか。
男性の双極性障害の場合、躁転時のセックスはかなり荒々しくなると聴いたことがありますが、これはパートナーの女性にとっては苦痛だだろうと思います。
これは双極性障害の症状で「病的性欲亢進」と呼ばれています。病的に性欲が高まってしまい、抑えられなくなってしまうものです。
このような症状があるのならば、やはり専門医にすぐに相談したほうがいいでしょうね。
躁転しないことが一番大事
わたしはこのような経験もあって、妻に対しては性欲を感じなくなりましたが、まずは躁転しないことが大事かと考えています。
「病的性欲亢進」が起きている時期というのは、躁転の真っただ中でして、ほかにも「眠らない」「高揚感」などの症状が顕著に見られました。
妻の場合、会話も成立しないほどハイテンションとなりましたので、受診してすぐに入院となりました。
もう二度とこのような経験はしたくないと考えています。
ですので「通院」「服薬」はどれだけ辛くても続けるようにして、躁転しないように心がけるのが必要だと感じています。