こんにちは、としぶんです(@toshibunbun)。
妻に関わる人たちを見ると、妻の病気(双極性障害Ⅰ型)を案じて
「そんな性格だから病気が治らない」
「もっと適当に物事を考えた方が良い」
「真面目すぎるー」
って意見を述べる人がいます。
確かに精神疾患になる人の傾向があって、妻にもばっちり当てはまります。だからわたし自身も「もっと適当に・・・」という言葉は妻にも言ったことがあります。
でもこれ本人からすると
「じゃあ、どうすればいいの?!」
って気持ちになっているんですね。それが分かってから、そのような意見を言うのをやめました。
性格を変えることができれば苦労しない
「もっと適当に考えた方がいい」という意見は、確かに的をえた意見です。
真面目すぎるために、人とのかかわりが負担になるんですね。
精神疾患の人のツイッターを見ていても、
「リプされたら、きちんと返事しなきゃ!」
って人が多いことに気がつきます。
基本的にものすごく真面目なんですね。
でもこの性格を変えろと言われるのは、少し違うように思うんですね、わたしは。
だって生真面目ってほこれる部分でしょ。それを適当になれというのは、具体的なアドバイスではないですよね。
生真面目だからこそできる人付き合いについて、アドバイスをしてあげないとダメだと思うんです。
人とかかわらない勇気を持つ
わたしの妻は、例えば街で知り合いにあって立ち話になったときに、話が自分から切れないタイプです。
「ちょっと今、忙しいからまたゆっくりね」
なんて言葉を言えません。完全に相手のペースで進んでいきますから、これはやはり負担にならざるを得ないのです。
だから妻は買い物行くにしても、近所の知り合いの人が行かないような時間帯を狙っています。また近所の人がいく時間にどうしても買い物が必要なら、違うスーパーに買い物に行くようにします。
たぶんこういうことをしている人って多いと思います。でもそれを「逃げてる」とか「ダメ人間」なんて思う必要はありません。
誰でもこんなことはしてますからね。
あってしまったら、どうしても嫌と言えない。相手のペースに巻き込まれてしまう人であれば、最初からかかわらない勇気を少しだけ持てばいいんです。
会いたくない人に会った場合の「いい訳」を考えておく
それでもふいに、会いたくない人に会ってしまうようなこともあります。
妻はできるだけ、会いたくない人が行動しない時を見計らって、買い物に行ったりしてますが、それでも会ってしまうこともあります。
そのような時は、だいたい「子供が早く帰ってくるから」とできる限り早く話を切り上げるようにしてます。
子供のことを言われれば、誰でも嫌な顔をしませんし、お茶を濁すようなことがないからです。
むしろこちらが嫌に思っている気持ちに感づかれるのが妻は嫌なので、「子供」をダシにしているんですね。
妻には「もっと適当に」は不可能
「適当にすりゃいいやん!」「真面目に考え過ぎ」
これは適当にできる人の意見です。
でもできない人にこの意見をいうのは、正解ではありません。
わたしはその人にあった対処法を見つけないといけないと考えています。そんなわたしの考え方に「真面目すぎ」という人もいますが(笑)。