こんにちは、としぶんです(@toshibunbun)。
先日、妻のカットについてこのようなツイートをしました。
かなり反響も大きかったので、もう少しこの部分についてお伝えします。
というのもカットに行く人は多くおられますが、これが心理的な負担になっている人が多いんですよね、私の妻だけではなく。
どのように負担を感じ、どのように対処しているのかお伝えしていきたいと思います。
美容院ではスタッフとマンツーマンになる!これが最大の負担
美容院に行くと、だいたいはスタッフの数は少なく、カット中はそのスタッフとマンツーマンになります。
美容師さんは、和んでもらうためにさまざまなアプローチをしてきます。
「お仕事、何されているんですか?」
「お子さんは?」
「どちらから?」などなど
まあ、みんな適当に返事しているんだと思いますが、生真面目な妻の場合、このようなやり取りでもかなり負担となってしまいます。
特に説明しにくいようなことを聞かれた場合、適当に相槌などするものの、美容師さんは和ませようとさらに話を続けるために、このやり取り自体が苦痛になってしまうのです。
トークスキルのある人であれば、何となく「話したくないんだな」とうまく切り上げる人もおられますが、正直、それほど上手に話ができない人も多い。
むしろこちら側がスタッフに合わせて上げているとも知らずに、美容師さんは気付かずにトークを続けてしまうんですね。
「もうちょっと空気読んでよね」
妻の気持ちを代弁すると、これなんですよね。もちろん妻は苦笑いするばかりで、そんなことは言えませんけどね。
スタッフ間のやり取りが負担になる場合も
妻は人のことをよく見ており、スタッフ間のやり取りから、この美容院がどのような職場環境なのか目につきます。
特にオーナー美容院とスタッフ間のやり取りは、ものすごく気になるようです。
仲が良くなかったり、よく思っていないような場合、お客さんの前では気を付けているとしても、やっぱり出てしまうんですね。
そんな不意に出るやり取りが、ものすごく負担になってしまいます。
特に個人経営されているような美容院では、オーナー美容師とスタッフの2人だけで運営しているようなところも多いので、その狭い空間に妻が入ってしまうともう息が詰まってしまうんですね。
夫婦で経営されている場合であれば、「今日はケンカでもしたのか?」と思うような態度がまともに見えてしまうこともあります。
予約がうまく取れずに負担になることも
特に妻のように精神疾患を抱えている人であれば、「今日なら美容院に行ける」という日にしか行けないということが多いでしょう。
大げさではないのですが、ホントに「命がけ」。それほど決死の覚悟でないと、カットに行けないんですね。
さらに先ほどからお伝えしているような負担があるならなおさら。予約を取るのもとても勇気のいる行為なのです。
「今日しかない!」と思った日にうまく予約が取れないと、次に行けるのか見当がつきません。
夫の私はこのようにサポートしている
私はサポートする側で、そのような負担を感じることはありません。私が行く散髪屋さんの顔そりのお姉さんは少々愛想が悪いのですが、そんなことは気にしないようにしています。
だからといって、妻に「そんなもの気にしなくて良い」というのは、ちょっと違うんじゃないかと感じています。
負担に感じるのは自分ですからね。どのようなポイントで負担になっているのか気付くと、サポートがしやすくなります。
だからといって、一緒についていくようなことはしませんよ。
でもカットにこの日に行きたいということを聞くと、できる限り穏やかに過ごせるように配慮しています。家事の負担なども少なくなるようにします。
美容院での不満があれば、聞くようにもしています。でもあまり干渉しすぎないようにもしています。「それは大変だったね」という程度。
「温かく無関心」をモットーにしていて、わたし自身が負担になりすぎないようにするためです。
まあ、いずれにしても負担になる部分が、私と妻では違うということ。実はここに気付くことが大事だと思っています。
どうしても自分を基準に考えますからね。
そこに気が付くことができれば、うまくサポートすることができるようになりました。なかなか難しいですけどね。