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こんにちは、としぶんです(@toshibunbun)。
先日、このようにツイートいたしました。
こういう意見を持っている人が、実はまだ多い。残念ではありますが。
もうそろそろ、「遊びがリハビリに有効」だということを認める社会になりませんかね。
うつ病をはじめ精神疾患はまだまだ病気の理解をされていない
例えば、足を骨折した人であれば、骨の状態が良くなれば歩行などのリハビリを行いますよね。
筋力が少しずつ戻ってくれば、歩行距離も増えていきます。そして今まで通り歩けるようになっていきます。
でもこのリハビリとして歩いている姿を、誰も
「仕事もせずにぶらぶらしている」「遊んでいる」「怠けている」
とは言わないでしょう。
精神疾患に置き換えてみればどうでしょう。
人付き合いが負担になってうつ病になったとしたら、この人のリハビリって何が効果的なんでしょうね。
少しずつ人と関わることもひとつのように思います。
いきなり仕事の復帰などは無理でしょうから、仲の良い友人と接するなどして、人との関わりをリハビリしていくことは有効ではないでしょうか。
仕事と遊びを比べれば、圧倒的に心理的な負担は遊びが低いですから、リハビリとしては効果的のように感じます。
双極性障害(躁うつ病)の妻も日々リハビリしています
躁うつ病の妻も、正直まだまだリハビリ段階です。仕事をするには、まだまだだと感じています。
だからできるときに、友人とランチにいったり、買い物に行ったり、子供たちと外出したりしています。
この積み重ねがリハビリとなっていて、社会復帰の第一歩になっているんですね。
自分だけでも外出できるという自信にもなりますし、人と会えることが恐怖ではなくなってきますからね。
精神疾患の人が「遊べない」状況であれば、かなり重い症状だと理解すべき
わたしの妻は普段うつ症状ですから、なかなか思うように体を動かせずにいます。
このような状況のときには、もちろん外出したり、友人とランチに行ったりすることができません。
昨日は遊びに行けたのに、今日は行けないなんてことは普通にあります。ただこの症状は一般的にはなかなか理解されていないことです。
ツイッターでもうつ症状のひどい人が、
「お風呂にも入れない」「着替えができない」「化粧ができない」
と辛い症状を告白されています。
でも症状が軽いときには、散歩されたりして過ごされていますよね。
こういう波があることが精神疾患の典型的な症状ですから、「遊べること」ってものすごく大事なことだと思いませんか。
だからわたしのようにサポートする人だけではなく、社会で精神疾患を受け入れる立場である人にも、「遊びの大切さ」を実感しておかねばならないと感じています。
そう理解できれば、「少し元気になれば、遊んでみればいい」と声をかけることができるのではないでしょうか。
おそらく精神疾患で休職している人も、会社の上司からそのように声をかけられれば、気持ちが少しでも楽になるのではないでしょうか。