こんにちは!としぶんです(@toshibunbun)。
躁うつ病(双極性障害・双極症)の妻をサポートして7年。いろいろと経験しながら、よりよいサポートの方法を学んでいます。
先日このようなツイートをしました。
過去のツイート
自分が我慢すれば穏便に済むからと考え…
そして疲弊してどこかで爆発します。
それが躁うつ病の妻です。
周りの人はそれがその人の優しさと考えるのと同時に、相当我慢してるんだという理解も必要です。
妻を分析してサポートであるわたしがどうかかわるべきかをツイートしたものです。
このツイートについてもう少し詳しくお伝えしていきます。
生真面目な人は我慢する!そして爆発するメカニズム
双極性障害でもうつ病でも、性格の傾向があるといわれます。
真面目で、努力家で、我慢する人。
みなさんにも当てはまるかもしれませんね。
妻も例外なくこの正確に当てはまっています。
生真面目な人であれば、人前ではきちんとしておかなければならないと考え、丁寧な人付き合いが必要だと考え、仕事は一生懸命しなければならないと考えます。
もちろんそれはその人の個性でとても良い部分ではありますが、ストレスをうまく発散することができず、溜め込んでしまう傾向にあります。
特に人間関係が絡み合う場合であれば、「自分が我慢すれば穏便にすむ」と考えてしまうのです。
ただ我慢だけしてストレスは積み重なっていきますから、どこかの時点で爆発することになります。
妻の場合であれば躁転してしまうことですし、 うつ病の人であれば抑うつ症状になってしまうことかもしれません。
周りは本人のやさしさを認めつつ我慢していることを理解する
先日このようにツイートしました。
過去のツイート
人として妻を尊敬してます。
そんな妻でしたが今を思えばそれも相当ストレスだったんです。
人に対して生真面目であるがゆえに人間関係で我慢する。
そして電池切れを起こすことを早く理解すべきでした。
妻は結婚する前からそのような性格であったために、もともとそのような性格で人と関わることができるんだと考えていました。
しかし妻が病気になることによって、その性格は本人の優しさであって、本当はものすごくストレスになっているということに気がつきました。
簡単に言えば、わたしはそのような振る舞いでストレスを抱えていることなど微塵にも思っていなかったのです。
人への振る舞いは「人に対してはきちんとしておかねばならない」「失礼があってはいけない」「嫌われないようにしないといけない」などさまざまな思いがあるかもしれません。
ただいずれにしてもそれは本人の優しさであって、意識してそのように努めているということを周りの人は理解しなければなりません。
わたしはその理解ができずに妻を病気にしてしまいました。
本人のやさしさに甘えすぎないようにして負担を軽減する
わたしのように周りでサポートする人であれば、本人の優しさにどうしても甘えすぎてしまう傾向があるかもしれません。
わたしはそうでありましたから 。
わたしのような周りのサポーターは本人が意識して人に対して丁寧に振舞っているということ、そしてその行為で本人が人間関係に疲弊しストレスを積み重ねているということをしっかりと自覚しなければなりません。
そしてそこに気がついたのであれば、その優しさに甘えすぎないようにして負担を軽減することが必要なのです。
負担の軽減方法は、家事でも育児でも近所づきあいでも、家族でできることはたくさんあるでしょう。
声掛けして休んでもらうことや日々の感謝の気持ちを伝えることも有効かもしれません。
少なくとも今わたしは妻に対して、そのような思いで接するようにしているのです。