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としぶんです(@toshibunbun)。
妻はメンタル疾患ですが、サポートしているわたしもメンタルの健康の必要性をとても自覚しています。
ビジネス雑誌「THE21」の特集記事「強い心は科学的に作れる!」がとても気になったので、購入して読んでみました。
とてもいいことが書いてあったのですが、妻やわたしにとって大事だと感じたところを共有したいと思います。
佐々木則夫さん(元サッカー日本女子代表監督)に学ぶメンタルの作り方
- 誰かに褒めてもらう
佐々木則夫さんは、サッカーチームのモチベーションを上げるために、監督自ら褒めるのではなく、周りのスタッフから褒めてもらうようにしています。
佐々木さんは人を褒めるのが得意ではないようで、スタッフの助けを借りて、チームのモチベーションを上げるようにしたのです。
考えてみれば、躁うつ病の妻も自分で自分を褒めることは得意ではありません。
精神疾患の人にも多いように感じます。
わたしも妻を褒めることは得意ではないのですが、それでも妻の行動で気が付いた部分は褒めるようにしています。 「えらいな」「よくできたな」「よく知ってるな」と声掛けすると、やはり嬉しそうにしてますね。
精神疾患のサポートには、まずできたことを褒めるということがとても大事なことが分かりますね。
清明祐子さん(マネックス証券社長)に学ぶメンタルの作り方
- 自分だけの小さな得意分野を作る
- 今できることに集中する
自分自身が「これ、ちょっとだけ得意だな」というものを持っておくことによって、失敗したときや落ち込んだときの心の支えにしてきたといいます。
また業績が苦しいときに「今できること」に全力で取り組むことによって、不安なときでも目の前のことに集中できたのです。
躁うつ病の妻も、病気になってできないことは増えました。
それでも妻に頼らないといけないことは多いですし、頼ることで「ありがとう」と伝えれば、嬉しそうにしています。
頼られすぎると疲れてしまいますが、それでも頼られることによって自分の価値を見出すことができます。
だから「今できることに集中する」ことはとても大事なことなんだと感じます。
妻もボチボチの生活ですが、できることには取り組もうとします。
買い物に行けることもあります。
サポートしているわたしは、そうやって今できることに着目するようにして、妻の心の支えになればと感じます。
汐街コナさん(イラストレーター)に学ぶメンタルの作り方
- 仕事が死ぬほど辛いなら忖度をやめる
「忖度」って、政治の世界で聞いてから、私たちもよく使うような言葉になりましたよね。
仕事の場面でいえば…
- 上司の機嫌を気にして残業する
- 自分の仕事が終わっても先輩たちを気にして手伝うようにする
こんな感じのことが言えるでしょう。
汐街コナさんは、このような「なんとなくの忖度」をやめることがメンタルを保つためにとても重要だと語られています。
働くことって選択肢がありますよね。
例えば会社の仕事が辛くって退職せざるを得なくなっても、それは「逃げた」のではなく、「自分の命の安全を選んだ」と言えるのです。
私もよくツイッターに、このような状況について「逃げではなく攻めなんだ」と言ってます。
汐街さんがいう「選択肢」ですね。
自分が人生を選ぶんだという意識を持てば、他者に振り回される人生から解放されるんです。
まとめ~としぶんはこう考えました!
- メンタルを保つための習慣作りが大事!
「習慣」って良くも悪くも、メンタルにとても大きく影響しますよね。 私も躁うつ病の妻をサポートするにあたって、ストレスを感じることもあります。
でも大崩れすることなく生活できているのは、
「今できることだけに集中する」
という習慣があったからだと思ってます。
今できることさえしていれば、人生一歩ずつ進んでいます。
過去の自分と比べることも、未来を悲観して焦ることもありません。
今できることさえ取り組めば、必ず振り返ったときに前進している自分を実感することができると思ってます。
「今できることだけに集中する」ことが、まさに強い心を作る秘訣なのかもしれませんね!